2015年3月11日
CATEGORY: スタッフ日記
物の見事に冬に逆戻り!
真っ白な雪景色に強風!
4年前の3月11日は、もっと穏やかな天気だったはず。
地震の後の停電で、だんだん薄暗くなる部屋、ストーブも止まり
どんどん冷え込んでいくなかで、
電気が止まるということは、おばあさんの介護の必需品の
痰の吸引器が使えないという事に気がついて、
そういうことなのか! どうしたらいいんだろうと青ざめました。
電気を使う医療器具を使っている人は沢山いるはずだけど・・
みんなどうするんだろう?電話もつながらないし・・・
あ!そうか いざとなったら、自分で吸い出してあげたらいいんだ!と
気がついて、ほっとしました。
2011年4月24日、おばあさんは肺炎で入院した病院でなくなりました。
高齢の人は、悪化するのが早いから、入院して、治ったらまた自宅で介護したら
いいよ。と先生に勧められたからなのですが、何かあったら、病院の方が安全かも
と思ったからでした。
あの日、吸引器がつかえない!!と思った、不安感と恐怖がなかったら
最後まで、家で看取ることができたのかなとおもったりします。